前記事で書きましたが、毎日夜が怖かった私。
兄に呆れられながらも、何度も夜中トイレに付き合ってもらいました。
私、小学２年の頃から中学後半まで”琴”を習っていました。
母は普段着が和服なんです・・ほぼ。
琴も母の影響で始めた感じかな？？
胸騒ぎ・・・ってありますよね。あんまりいい感じでは使わないですけどね。
中学後半のある日の帰り道。
急に・・・それはホントに急なんですが、なんかヘンな胸騒ぎ。
モヤモヤっとして、それでいて心臓はドキドキして
ググーーッと押し付けられる感じ。
”なんかおかしい！ヘンな胸騒ぎなする！”って友達と話してました。
その日の夜・・・私は金縛りにあいました。
まあね、この頃にはだいぶ気持ちが落ち着いていて、ああ・・またか・・・って思ったんです。
でもね、その日は違った。
急に部屋の空気が変わった感じ。表現ベタで悔しいんですが
なんかね、部屋の空気がキーンと張り詰めていて、ゾクゾクする感じ。
意識的には頭が１００％覚醒状態で、耳鳴りが急にしたときの感覚にも近いような・・
でね、いつもだったら全身一気に バシッ と動かなくなるんです。
その日は、足の先からゆっくり上に向って固まっていきました。
体全部が動かなくなったと思ったら、今度はヘッドホンをかけたように
急に耳元で音が聞こえ始めました。
音楽？んーちょっと違うな。なんていうか、例えばＣＤを何枚か一度にかけた感じ。
音なんだけど、大きな雑音？？
かなり怖かった。けど、どうにか体を動かしたい！
夢中で首を振りました。けど、実際には動いてない。
しばらくして一瞬首が動いた！と思ったら、部屋はいつもの空気に変わっていた。
慌てて兄のベッドに潜り込み、朝まで震えていました。
そして２日後の事。
”エネコ、実はね 一昨日、琴の先生が亡くなってたんだって・・・・・”
そうか！そうだったのか・・・
今でもたまにありますよ。といっても何年かに一度の頻度かな。
体が疲れてたりする時かな。
でも、今の金縛りは 怖い！ って感覚を伴いません。
思春期特有の・・・って聞いた事ある気がするし
それがなんだったのかはわかりませんが
私の記憶にはすごく残っています。・・・よ・・・
恐怖・・でもなかったですか？
実際に人の死に繫がった怖い体験はコレだけなんです。
夢の中にパジャマ姿の父が出てきて、”あれ？お父さんが夜でもないのに
パジャマ着てるって絶対におかしい！！”って実家に電話したら
”あれ？なんでわかった？エネコには内緒にしてって言われてたんだけど
実はお父さん病気して・・・”なーんて事はたまにあるかな。
